PetiteKnitさんのOslo Sweaterを編みました(英文パターン初挑戦)
海外パターンのセーターに初挑戦し、完成したので久しぶりにブログを書きました。
PetiteKnitさんを知ったきっかけ
Ami-Chiku laboさんの動画です。
Ami-Chiku laboさんにはとてもお世話になっていて、「わたしの靴下」は3足、「毛糸のおぱんつ」は2枚編みました。
↑の動画の概要欄と2:40~ごろからPetiteKnitさんに言及されています。
Ravelry: Designs by PetiteKnit
デンマークの方のサイトで、
どのデザインもシンプルで素敵!いつか編みたいと思っていました。
パターンは9ヶ国語で販売されていて、メニューの「OPSKRIFTER/PATTERNS」→「ENGLISH」から英語のパターンを購入できます。
スマホから見るとクッキーの設定がポップアップで出てくるので、右側の「ACCEPTER ALLE」をタップすると次に進めます。
購入したパターンはこちらです。ドロップショルダーのところが気に入りました。
Oslo Sweaterwww.petiteknit.com
私はpetiteknit.comからPaypalで購入しました。
分かりやすい文章で書かれており、略語のリストのページもあり、
技法は解説動画がサイトにまとめてあって親切です。
ただ、アカウント登録というのができないみたいで(?)
マイページ等はなく毎回フォームに記入して買っています。
サイズ、使用糸等
サイズ
胸囲によって編むサイズを特定するシステムのようです。
私は二番目に小さいSサイズにしましたが、オーバーサイズのデザインになっているのでXSでもよかったかなーと思いました。
(ユニクロ基準で上半身Lサイズ・11号です。)
使用針
4.5mmと指定されているのはそのまま8号、
3.5mmと指定されているのは5号にしました。
使用した糸
・ハマナカアメリー #40 ちょうど9玉使用
・パピーキッドモヘアファイン col-8 5玉(値上げ前ギリギリに購入)(4玉強使用)
(安心と信頼の)アメリーを使いたかったため、PetitKnitさんで指定されている糸とグラム数や糸の長さを計算した結果、糸の長さはアメリー10玉で行けそうでした。
ただ重さは指定糸より2倍以上重いので、PetitKnitさんのお手本と違って分厚くて重量感のあるセーターになりました。
もっと条件に合う糸があるのかもしれないけどそこまで調べなかった...
色数も豊富なので、迷った挙げ句40番のベージュにしました。
モヘアを引き揃えると毛玉ができにくいという情報を得たので
奮発して初めてモヘアを引き揃えてみました。おかげで目の間にふわふわが詰まって自分史上最高に暑い暖かいセーターができあがりました。
色味はこんな感じです。
この写真が一番実際の色に忠実に撮れました。
この色味が綺麗かどうか途中何度も分からなくなり...
できあがったのがこちらです。
完成品写真
(写真の色調がおかしい)
PetiteKnitさんのふわふわとして軽い感じの仕上がりと違ってギッシリ詰まっているのが分かりますでしょうか。
冬の店内に入ったら暖房で汗をかくこと請け合いです。
上着が要らないかも。
首のところを「ゆるくとじる」って書いてあったもんだから頭が入らないことを恐れてゆるゆるにしたらビロビロになっちゃった><
まあ水通しして着るときに誤魔化せばなんとかなるでしょう。
制作方法
パターンを印刷して編んでいく
購入したPDFを印刷して書き込みしながら編んでいきます。
針のサイズ、自分が編むサイズの目数のところ、自分なりの計算、簡単な図、重要なポイントなどをマーカーや赤ペン、鉛筆などで書き込んでいきます。
慣れている方はiPadなどに表示させて何も書き込まず編めるのかもしれませんが、
私はめちゃくちゃ書き込みしたい質なのでペーパーレスではできませんw
チェックに測量野帳(方眼)を使っていた
私はもともと測量野帳(方眼)に編む物のデータをまとめていました。
方眼が細かいので段数のチェックや簡単な編み図を書くのに便利なんですよね。
こんな感じです。
小さくてハードカバーなので持ち運び便利で、靴下を編むときなどに大活躍しています。
このセーターでも今まで通り測量野帳でチェックしながら編んで行こうと思っていました。
ところが、パターンを読み始めると
「これをここで増やす。これをn回繰り返す。」と書いてあったときに、
それがn回なのか、最初のものを含んだn+1回なのか、
パッと分からないことがあったんですよね。
計算にはGoogleスプレッドシートが便利
増やし目・減らし目をすぐ計算できて、 チェックボックスも挿入できて、パソコンからでもスマホからでも確認できるのでとても便利なことに気付きました。
上の例で言えば、「Sサイズだったら最終的に○目になるって書いてあるから、全部でn+1回編めばいいのね!」ということがすぐに分かります。
シートはBack York, Front York, Bodyなどセクションごとに分け、
右袖/左袖など、やることが全く同じところは同じページにしてチェックボックスを2列にしました。
靴下や既に編み図がある日本のパターンのときは野帳を使っていくと思いますが、
自分で計算が必要なパターンを編むときはもうGoogleスプレッドシートが手放せません。
制作風景
色調を補正していない画像(和室)が続きますがなんとか耐えてください。
首周りはお手本よりも明らかに広がっていたので、指定の針より太い針(5号だったかな?)で適当に拾い目し、数えてもいませんw
最後に行くに従って細い針に変えればよかったですね。
ビロビロになっちゃった(再)
袖は腕の長さに自信がある私が着ても長めになっています。
反対に着丈は胴の長い私にはちょっと短めになりました。
毛糸が足りないかも?と思って袖を均等な長さにしたかったので
Neck Edge→Sleevesという風に順番を変えて編んだのですが、結局一玉余りました。
Bodyを伸ばしたかった。
今までカジュアルなセーターを編んできたので、モヘアも使って落ち着いた色でキレイめにしたいと思っていたのですが、なんかオーバーサイズで結局カジュアル?っぽくなりました。まあいいか。
写真がアレなので着用画像が綺麗に撮れたらうpしたいですね。
次に編むセーター
文章のパターンを編めるようになったので
世界が広がった感じがしてワクワクしてRaverlyを見ています。
次もPetiteKnitさんのIngrid Sweaterを編んでいます。
ゲージ取ってないけどダイジョブダイジョブ...^^
反動で次は明るい色の糸で編みたくなり、
(また悩んだ挙げ句)明るい32番にしましたがちょっと明るすぎたようです。
果たして外に着ていく勇気はあるのか。(ある)
こんな風になる予定↓
Raverlyで私と似た色でIngrid Sweaterを編んでいるお方
模様からいっても35番の紫とかにしとけばよかった〜けど
35番はその次以降のセーターに使うことにします。