初心者DTMerがゴールデンボンバー「令和」MIDIを分析
DTMは、高校のときに「かなでーる 音楽ツクールDX」を買ってもらって
数曲作って黒歴史ホームページにUpしていました。(URLは行方不明)
すごく楽しかった。
Cubase Proを買ってから1年以上経ちます。
まだまだ全然使いこなせていないのですが、Youtubeを見てノートを取ったりして
日々勉強しています。
と言いつつ一ヶ月以上触ってなかったりします。
(そのせいでアップグレード半額セールに気づかなかった・・・)
絶対音感があるので音程には自信がありますが、音色がよく分かりません。
自称クラシック畑なのでオーケストラ楽器の音は聴いたら分かるんですが、
私が本当に憧れている電子音楽の音色については疎くて、
Sawtooth, Pluck, Padなどの言葉は去年初めて知ったほどです。
「今流れている曲のこの音は何の音なんだろう」といつも思っています。
すごい困る・・・何の音・・・
私が昔作っていた曲はパート数が少なく、多くても5つくらいだったんですね。
パートを多くしたいけどどういう音色を足せばいいのか?
そもそも何をすればいいのか?
人が作ったデータが見たい・・・と思っていたところ、
なんと「令和」のMIDIが公開されているではないですか。神!
これを分析したらユーロビートが作れるのでは!?と思い、
謹んで中を覗いてみました。
楽器の構成
- Soprano Sax メロディ サビから和音
- Lead 2(Sawtooth) 派手にする
- Synth Bass 1 ベース サビから裏打ち
- Orchestral Hits (6.とユニゾンする)
- Electric Piano 2 裏打ち
- Orchestral Hits
- Strings Ensemble 1 伴奏 Padっぽい
- FX5(brightness) キラキラ感を出す
- Timpani なんと高音で和音 サビから裏打ち
- GMドラム ハイハット(クローズ→オープン)など
- Overdriven Guitar 5度でジャーンジャーンてする
- Synth Bass 1 ベース サビから頭打ち
- Lead 2(Sawtooth) メロディを派手にする 間奏で大活躍
- FX5(brightness)
感想
ユーロビートにするにはSawtoothが重要のようですね・・・!(皆知ってる)
あのノリの良いリズムは私の中にまだ無いものなので、
会得するには時間がかかりそうです。
FX5(brightness)の動き、キラキラ感が印象的です。
調べてみると、鬼龍院さんはその音色が気に入っていて、他の曲にも使われているそうです。
前奏と後奏は少ないパートで、サビからは一気に楽器が増えます。
Timpaniの使い方には驚きました。
Sawtooth, brightness, Orchestral Hitsは2つのパートに分け、
別々に動かしています。
スネアとクラップは重ねる。TomとClash Cymbalで派手にする。
Close Hi-hatのベロシティーの付け方など。
なるほど~こうやればいいんですね!
とても勉強になりました。
このMIDIを参考にして地元の盆踊りの曲をユーロビートにアレンジしてみたのですが、
途中からサンバおてもやん(前奏)を混ぜたためにサンバ寄りになってしまいました。
ラテンの血が騒いでしまいました。とても楽しかったです。
いつかSound Cloudにアップできるような曲を作るのが夢です。